私たちの馬車 「凛ちゃん馬車」

 

当牧場の馬車をひくのは「凛ちゃん」♀。

北海道生まれのハフリンガーと道産子のハーフです。

 

凛ちゃんは青森県の黒石市にて、温泉郷の観光案内馬車のお仕事をしてきました。

 

平成26年に拠点を当牧場に移し、現在は一関市内での出張馬車をメインにお仕事をしています。

 

今の凛ちゃん馬車があるのは、黒石温泉郷での馬車運行のおかげ。そこで黒石温泉郷での馬車運行のことをご紹介します。


「ここにまた馬車を走らせるのが夢なのよ」全てはその一言から

 

青森県黒石市の黒石温泉郷。かつては湯治場として栄えたこの地域には、駅と温泉郷とを結ぶ「トテ馬車」が走っていたそうです。

時代とともに姿を消してしまった馬車ですが、ある旅館の女将が懐かしそうな表情を浮かべながら言いました。「ここにまた馬車を走らせるのが夢なのよ」

 

そこから始まったのが「黒石温泉郷観光馬車」。黒石温泉郷に元気を取り戻したい!人と人、人と地域を結ぶ、そんな存在として馬車を位置づけました。

 

 

 

いろんな事情が重なり、3年間の黒石温泉郷での運行の後、拠点を一関に移すことに。

 

志半ばで一関に移ってしまったので、せめて一関から黒石の良さも発信できるように、黒石での思い出は馬車運行のたびにお伝えするようにしています。

温泉郷内での馬車運行の他、他地域での出張馬車にも応じ、黒石温泉郷のアイドルとして地域の魅力を発信してきました。

 

地域のみなさんにも愛して頂き、通りかかれば手を振ってくれ、声をかけていただき、運行中でもたくさんの差し入れをくださったり(もちろん凛ちゃんに)。その光景に、観光客のみなさんは「良い地域だね」とほっこりしてくれていました。

 


 黒石温泉郷で馬車を走らせるまでの奮闘記はこちらから ➡ まさに馬車のごとく!